記憶の桜 -花空残夢-



私は土方さんと一緒に野営をする兵士の所へ向かっていた。




彼の手にはお酒の入った樽が握られている。




私はおむすびが人数分入った箱を持っていた。




しばらく歩いていると、篝火が見えて来た。




「土方さん!」



1人の兵士が彼の姿に気付き、声を上げた。




皆、疲れていると思ったけど、思っていたより元気そうだ。