「土方さん…、私、ようやく自分の生きる目的を見つけました」 「本当か?」 土方さんは私の顔を覗き込んで来た。 彼と一緒に居る時は気付けなかったけど、離れてみてようやく見つけ出せた。 「私の生きる目的は貴方の傍に居る事です」 愛する人の傍に居る…、それが私の生きる目的だ。 彼は嬉しそうに笑うと、もう一度私を強く抱き締めた。