軍議が終わり、俺は大鳥さんと廊下を歩いていた。 「土方君、最近どうしたんだい?ずっと上の空だよ」 「いや…、別に。ただ、少し疲れているだけだ」 実際の事、疲れてなんかいない。 でも、こう言っておいた方が細かい詮索をされずに済む。 「そうかい?だったら、今から少し休みなよ」 「…ああ、そうするよ」 俺は大鳥さんと別れ、自室に入り、窓辺にある長椅子に仰向けで横になった。