「違…っ」




「そんな事、誰も頼んでねぇんだよ!お節介だ!!」




彼の言葉が胸に響く。




「それに女が居ると、足手まといなんだよ!」




私は追い打ちをかけるように発せられた言葉に衝撃を受け、その場に座り込んだ。




「行きましょう、榎本さん」




「あ、ああ…」




土方さんは榎本さんと一緒に宿を出て行った。