外に出ると、空は少しだけ赤く染まっていた。 ふと、涼は歩みを止めた。 「どうした?涼」 急に足を止めた涼が心配になり、俺は駆け寄った。 「沖田さん…、さっき、『これ以上、近藤さん達の役に立てない…。何故、僕はこんな身体に生まれて来たのかな…』って言ってたんです」 「総司が…?」 「私…、『貴方には生まれて来た意味がある』って綺麗事しか言えなくて…。私のせいで沖田さんが苦しんだかもしれない…」 涼の目からは涙が溢れている。