夢の中でキミに会えたなら



息がきれても


髪の毛がベタつくのも忘れてただただ走った


やっと病院についた頃には

足はボロボロで息は乱れていた


「あのっ!南恭介は?」


受付の人に誘導されていく


「アリサちゃん?」


そこにいたのは


涙でボロボロの恭介のお母さんと