タクシーの中。怜汰と領汰はずっと黙ったまま。 「運転手さん!もっとスピード上げれませんか!!」 「・・そういわれましても・・。このスピードが精一杯ですんで・・」 運転手さんは焦りながらも少しずつスピードを上げてくれた。 私は窓から外を眺めていた。 星が街に降る東京の町並みを、ひたすら見ていた。 「・・・おじぃちゃん・・」 少しずつ私の意識が思い出の中に溶け込んでいく・・・。