~~side霧夜~~



「死に方を、教えてくださいませんか」


その瞳には
熱がなかった。


悲しみも
絶望も

そこにはなかった。


ただ、嘘偽りなく
女がそう言っていることはわかった。


俺は目を細め

その美しい顔を覗きこみながら


探るように

こう
提案した。


「あなたが俺に抱かれるのであれば」