でもそれも虚しく、 「無理とか思ってんじゃないでしょうね。」 「え~?無理とか思ってたら稚春が先に叩きのめされちゃうよ~?私たちに。」 「すんません。無理じゃないっす。頑張るっす。」 既にバレてしまっていたらしい。 あはは、と誤魔化すように笑って心配してくれたんだろう二人に、ありがとう、とお礼を言う。 本当、何だかんだ言って優しいんだから。 そう思いながら今度こそ、掃除機が置かれた隣の部屋に足を進める。