雨の降る夜は
なんでかな…気持ちが落ち着く
真っ暗な闇の中に『ザー』って音だけ響く
その雫の一粒一粒が、嫌な事を全部洗い流してくれるみたいで

でも雨の降る昼は嫌い
その雫はみんなに平等に降り注ぐのに
たった一人で世界中の不幸を背負った気分になる

雨上がりの朝はすごく嬉しくなる
きれい
草や花に残った雫が、すべてダイヤモンドに見える
そのすべてのダイヤモンドを掴むことが出来たら、どんなに綺麗な集まりになるか
想像しただけですごくわくわくする

どれも同じ粒なのに、違って見える
私もそうだ
きっとみんなもそうだ
1秒1秒で、違った顔を見せる
雨も人も同じなんだ

…って、また今日もひとりごと