「ーーそこで私は思ったのです!」
いきなり何かを決意したような強い口調に変わった教授
「散々私をあしらってきた癖に、兄が自分の思い通りにならないからといって、私をいきなり取り込もうとする悪いやつ!!」
その途端!
ゴゴゴゴ…と教授のオーラがメラメラと燃えてきているではないか!!
「あちっ…!」
側にいるだけで火の粉が飛び散ってくるくらい
こんな寒い乾燥した外で激しいオーラを出す教授!
焚き火にはもってこいだ〜♪
「私もバカではありません。今日こそがその日。Xデーなのです!!」
「そうですかー。それは大変ですねー」
教授のメラメラ燃えるオーラに両手を当て
話そっちのけで体を温める私
はぁ…あったかい…
焼き芋とか食べたいなぁ…
その時ーー。
