初恋は夢の中

「さぁ、座って座って!お腹空いたでしょう?すぐ、用意するからね。」
お義母さんは、急いで夕飯の支度をしに、台所に行った。


私も手伝いをしに、お義母さんについて行く。



夕飯の準備が整い、3人でたわいの無い話をしながら、楽しい時間を過ごした。



「いつまで、居れるの?」
お義母さんは、カレンダーを見ながら先生に聞く。


「お盆が終わるまで、ゆっくりしていくよ。」

「そう。それじゃ、ゆっくり出来るのね。明後日は、ここのお祭りだから見に行くとイイよ。」

「美和子は、お祭りに行きたいか?」


私は、頷いた。


それを聞いたお義母さんが、三和ちゃんに浴衣を用意してあげるね、と言ってくれた。


私は、お義母さんにお礼を言って、
「嬉しい!お祭り楽しみだね。ねぇ、先生?」


先生は笑顔で、そうだね。
と言って、美味しそうにビールを飲んだ。





お盆の間だけ、お酒は解禁にしてみた…



私って、甘いかも…