「うん―...せっ誠司もよく行くでしょ?」 「行くけど―...美鈴遊園地とかもないわけ?」 「そういうとこは全然ないんだ―...」 「したら、俺と色々連れて行ってやる!!」 「ふふっ、お願いしますっ。」 そう言って腕を組んだ。 すごく幸せを感じた。 誠司とずっとずっとこうして いれたらいいなって 思っていた。 でも...現実はそう 上手くいかないもの。 ただ夢を見ているだけの事。