誠司Side

ピンポーン

『はーい、待って~』

美鈴の声が聞こえた。
今日は朝から
気分が良かった。

「おまたせっ!!」

「おう、ってええ??」

「なっなに??」

「あっ...えーと...」

美鈴の髪型がいつもと...
違う??
なんていうか...その...

『美鈴邪魔っ!!』

「お母さん...何?」

美鈴のお母さん...?
それにしては美人すぎ。
でも目や鼻が美鈴に
似ていた。

お母さん似なんだな。