――――― 「美鈴かえろっ♪」 「うんー...」 横目でチラッと誠司を 見た。こっちのことなんて 何も見ないで石川くんと 話してるし... 今朝だって女の子に 囲まれちゃって... どうせ私のことなんて... 「美鈴...誠司くんに声掛けてきたら?」 「なっなんで私が?///」 「いやならいーけど素直に伝えなきゃ相手は分からないし誠司くん取られちゃうよ?」 「う゛...」 「ま、私もだけど。」 と愛梨はペロッと舌をだして 微笑んだ。