「いいからはやくよめよ。」 「あっ..えーと...」 ... 「はい、いいわよっ。」 ふー... なんとか誠司のおかげで 読めた...。 そーだ、お礼言わなきゃ...。 「あっ...あの...さ...」 「何?」 う゛っ...。 冷たっ...。 「なっなんでもないよ。」 素直になれない自分にもっと 腹が立った。 このままじゃ誠司に嫌われちゃう...。 てかもう嫌われてる...? だって今日朝から冷たいし...。