その時チャイムが鳴った。 「あ、また放課後ねっ」 そう言って愛梨は自分の席へ 戻っていった。 はー、誠司は私の事 どう思っているんだろう.... 私...本当に変わらなきゃ。 「さん...黒澤さんっ!」 「わひゃいっ」 『あはははは。』 なっ何...?? 「何寝てるの?ずいぶん余裕ね...次のとこ読んでちょうだい。」 「はっはぃ...」 ってどこなの...? わかんないよー... そのとき小さく声が聞こえた。 「12ページ」 「え...?///」