「絶対カレだったんです!
お願いします...。」

今回で...最後にしよう...。

「分かった。で、2人目は...?」

「2人目は...」

なんだかゾクゾクしてきた...

「2人目は...?」

「栗原...誠司です...。」

¨栗原誠司¨...?

大好きな人の顔が浮かんできた。

「せぃ...じ?」

「先輩と同学年の...ウッ...人です...。
私...栗原先輩は本気だったんです。
ほんとに...すきで...すきで...。
でも...いきなりいままでの関係を
切られたんです...。なんだか栗原先輩と
遊んでいた女の子みんな...
そうみたいなんです...。」

誠司は私にウソはついていなかったみたい。

それに...過去だもん...。

でも...こうやって話されると
ただ...なんていうか切なかった。