「ほら、お前だ。」 いま...影山って... 聞こえたような...。 「ほら、影山!」 「はっはい...。」 うそ...だろ? 俺がか...? 俺は心の中で何度も ガッツポーズをした。 その途端姉ちゃんと裕也はにやっとして こっちをみた。 でももうそんなの俺には 関係ない。 そのとたん... 『え─────....』 クラス中男子が騒ぎ始めた。 うるせ...