玲奈Side

「ああ!もう!玲奈ちゃんたちばか!?
コントでもやってるわけ!?」

「めっ恵美...落ち着いてよ。」

「落ち着いていられるかあ!
あれほど言ったじゃん。玲奈ちゃん達は
中学生よりダサい恋愛してる!」

ダッダサい恋愛...?

「そっそこまでいわなくったって
いいじゃん!」

私は口を尖らした。
自分でだって分かってるけど上手く
言葉にできないんだもん。

「でも...今はお互い黙ってそっと
しているしかないのかもね。」

「へ...?」

恵美の口から意外な言葉がでた。

「今はどっちも子供すぎるから
また喧嘩するに決まってる。
同じ事繰り返したって意味ない。
だから少しだけ時間をおいたら?」

そうしたほうがいいのは...
分かってる。分かってる。
けど.....

「和也とこのままですごして行くのは
私が無理。ていうか嫌だ。」

だから...
「うん。そういうと思ってそういった。」

は?何ですと...?

「玲奈ちゃんんことだもんね。絶対
無理に決まってる。でもまた同じ事
繰り返しちゃだめだよ?」

「う、ん。」

「頑張れっ!」

ありがと─。
恵美.....。

やっぱり恵美は私の大親友だな。