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【西本龍也】

やっと携帯が鳴った。

『明日の部活の後暇?中学の時の
話が聞きたいんだけど。』

メールはそれだけだった。

何で.....?今更そんな?
いけるわけ...ないじゃん。
そんなの.....

『もう忘れちゃった...よ♪』

私はとにかく龍也に返信した。


『それでも大事な話があるんだ。
だめ?????』

う゛っ.....

『分かった。したら部活終わったら
校門で待ってるからね。』

なんでいいよって打っちゃったんだろ。
大事な話なんて...何?
またどうせ...冗談なのかな...?