「もうあんな親いらねえよ。
すぐ本気になりやがるし。」
「なんで...そんな...。」
和也はカレーを1口食べてから
深呼吸をした。
「...帰ってきたら...母さんにすぐ
言われた言葉が“おかえり”じゃなくて
...“和也、結婚していい?”だった。」
「え.....。」
どんな顔したらいいんだろ?
「親のクセになに浮かれてるんだよって
話だよな。いい年してよ...ばっかみてえ。」
「.....。」
何も...いえないよ。」
これだから私はダメだ。和也に必要と
されたいのに。和也を...
幸せにしてあげたいのに。
初めてこんな気持ちになったのに。
何もかもが初めてで分からないよ。
私は...
「全部ぶつけちゃえたら...
いいのにね.....。」
「...は?」
わっ私何言っちゃったの?///
「間違ってる...かもしれない。」
止まらない...よ。
「けど...おばさんが...ほんとに
好きになった人信じれないの?
自分の父親を選んだ人だよ?
私のママだったら自分の父親
選んだんだから信じれない。
けど...私をこんなに好きにさせた
男産んだのおばさんなんだから...
だから...えっと...///」
「っぷ。」
へ...?///
「なっ何で笑って///「ありがとな。」
和也は私の髪をくしゃくしゃにする。
そんな笑い方しないでよ...///

