今...龍也...何て言ったの??
「龍也くぅんっ///ほらー、校内案内する約束あたしとしてたじゃーん。ほらぁ、いこっ♪」
そう言ってクラスでいつもブリブリしている女の子たちが龍也の腕を引っ張って私と恵美のことを睨みながら連れて行った。
いつもの私だったら睨み返したりしていたけどさすがに今日は睨み返すことすらできなかった。
「玲奈ちゃん...あの「恵美、私大丈夫だよっ!」
恵美は少し心配そうな顔をしていたけど私が恵美に笑顔を見せると恵美は安心したようだった。
だってもうこれ以上みんなに心配や迷惑はかけたくない。かけていられない。かけちゃだめなんだから...。
こんなに恵美は心配してくれている。
和也だって偉そうだし少し意地悪で俺様だけどああやって優しくしてくれる。
これから少し学校生活が不安だけど...
頑張っていくって決めたんだから...。
決めたんだから遣り通したい。

