玲奈Side
先生が入ってきて仕方がなく席に座った。
和也の隣に...。
でもなんだろう...??
いつまでたってもチャイムがなってもHRがはじまらないし...。
ほんとにこの先生ってきたら...。
「えーと、じゃ、まず朝のHR始める前にうちのクラスに転校生が来ました。はい拍手~」
パチパチパチッ
は...?
このタイミングで拍手...??
ていうか...なんでこんなまだ春ってぐらいなのに転校生...??
「まー、入学したばっかなのに変って思った人がいると思いますが入院していて1ヶ月遅れただけなのでみんな仲良くね~。」
そんくらい小学生じゃないんだから...。
「じゃー、入ってきてー。」と先生はだるそうにいった。
みんなの視線がドアのほうに集まった。
ガララッ...。
え...?? どうして...??
『きゃーっ、やばあああ///』
クラス中の女子が騒いでいる。
整った顔...。 スラっとした身長。
座っているのもあるけど下から見下ろすほど。
茶髪の髪で大人っぽくて...

