私...どうすればいびわけ??

「ただいま~。」

家に帰ると...

「この靴は...。」

ちょっと汚れたスニーカー。

緑のヒモで大きな靴。

私の靴とは比べ物にならないくらい大きくて...。

汚れてちょっとぼろぼろになっている靴...。だけどこの靴が見れただけで嬉しかった。
朝も見れないこの靴。帰ってきても見ることが全然できなかった靴...。

「和也っっ!!」

そしてそのまま私はリビングに駆け込んだ。

「あ...れ??」

でもそこには誰もいなかった。

2階にいって和也の部屋をノックした。

トントン...。

「...。」

でも返事も返ってこない。

「和也...?いるんでしょ??あけてよ??」

...。

でも何も音がしない。

でも靴があったのに...。

おかしい...。

そしてもう一度ノックした。

「和也~??入るからね。」

ガチャッ

そうして部屋に入った。

「え...??」