俺様王子にご注意を


『夜景、ホテル』

と書いてあった...。

なんだろ...。

へんなのー...。

和也はこんなの書くわけないし...。

まず男の子っぽい字体じゃない。

ってことは...おばさん?

でもおばさんは仕事だし...

このメモ捨てておいたほうがいいのかな?

でも変にすてたら...悪いし...。

このままおいておこうっと...。

そして炊飯器をあけると...。

「げっ...。」

お米のまんまだった...

スイッチ入れ忘れたのか...。

はー、しかたがない。

そして私はそのままスイッチをいれた。

早炊きで...まにあうよね...。


あのとき私はほんとうに
鈍感だったのだろう...。