俺様王子にご注意を


「和也部屋にいるんですよね?なのになんで和也におばさんが伝えないんですか?」

「そっそれは...。」

私...こんなこと
聞いちゃだめだめ...。

「ごっごめんなさい。なんでもないですっ。そっそれじゃ、気をつけていってきてください。」

「えっええ。じゃっ...。」

ガチャッ

そういっておばさんは行った。

私...ほんと何きいてるんだろ...。

人の家庭のことは...
聞いちゃだめっていうし...。

「はー、」

そう思いため息がついた。

「何ため息なんかついてんの?」

「ひょっ...ひょええ??!!Σ」

「そこまで驚くことじゃねーだろ。」

「なっなんで...和也が...?」

すると和也は階段から
降りてきながら
「なんでってここ俺の家なんですけど。」

ムッ...。

意地悪...。