俺様王子にご注意を


「ええ...ごめんなさいね。夕飯は
カレーつくってあるからあたためて
食べてもらえるかしら??」

「はい...。」

「あと...仕事にいくって和也にも
言ってもらえるかしら?」

和也に...?

ちょっといまは...

「だめ...かしら?」

「あっ、全然いいんですっ。」

「そう。よかった。まあ和也は
大丈夫だと思うし安心して
いけるわ。それじゃ「あっ、あの。」

そういうとおばさんは振り返って
私をみた。

一瞬どきっとするくらいきれいだった。

まー、息子も顔整いすぎだし...。

仕方がないか...。

って私!そーじゃないそーじゃない。

「何?」

聞かないほうがいいのは分かってる。

でもここまで言っちゃったし...。