俺様王子にご注意を


───

「玲奈ちゃん...ほんとに1人で
家はいれるの??」

「大丈夫だってばー!私そーんなに
目赤いのかな??」

「うん。すっごいあかい。」

「えっ?! どーしよ...。」

「ぷはっ、だいじょーぶ。全然普通。
じゃーね、またGW後にっ。」

「ばいばーぃ。」

そういって私は家のなかへ入っていった。

「ただいまー。」

「あら、玲奈ちゃんおかえりなさい。」

おばさんはちゃんとメイクをしていて
髪もしっかりセットしていて
とても美人で高校生の子供が
いるようにはとても
見えなかった。

「どこか行くんですか?」

「ええ、いまからちょっと仕事に...。」

「仕事?こんな時間にですか??」

だっていまは...19時...。
変な時間帯...。