「はい、次、さっちゃんね♪」 有栖は上手いように左隣の子に バトンを渡す。 頬杖をついて外を見ていた 有栖の左隣の女子は 長い黒髪のストレート。 耳にはピアスをしていて 有栖とは違うクール美人である。 「あたし? 菅野幸子(スガノサチコ)」 「さっちゃんって呼んでねー♪」 性格もクールか。