その後の日々…… 麗華は、慶志朗のことが頭から離れなかった。 取り巻きの男性に囲まれて、毎日を楽しく過ごしているつもりでも、 全ての男性を慶志朗と比較していた。 どの男性も慶志朗に勝ることがなかった。 慶志朗から音楽会で祐雫を紹介されて以来、 祐雫のことが頭の中を巡っていた。 考え抜いた末に 慶志朗がこころを寄せたのは祐雫であると結論付け、 婚約解消は祐雫の所為だと確信する。 どうにかして、祐雫に仕返しをしたいと念じ続けていた。