つないだ小指

小1の時パパがいないことをからかった子とケンカして

傷だらけの郁人が私にいったんだよ。


「僕が菜々美を守るから。僕が菜々美のパパになるよ。」

って。


「パパはいらないから、あたしをお嫁さんにして、

 そしたら、あたしの子どものパパになれるよ。」

って郁人に逆プロポ-ズしたんだ。

郁人は、


「うん、菜々美の子どものパパになる。」

て笑って言ったね。


私達はゆびきりをして約束したね。


あの時私は郁人に恋したんだよ。


ゆびきりげんまんうそついたら~



あの日から郁人は私に嘘をつかない。

繋がった小指には赤い糸が繋がっていたのかな。


郁人と私の運命の糸




Fin