ある日のことだった。 その日も私はいつものように家を出て、 いつものように登校した。 今日は翔くんとはなせるかなーっ♪ ―…あんなことが起きているとは知らず。 ――― 「おはよっ」 いつもの朝。いつもの返事。 いつもの教室を期待していた私は 一瞬で目を疑った。