シャワーを止めただけで、達也の遺体はそのままにしておいた。


さすがに移動は出来ないから。



その後、全員が大広間に戻った。

食事の準備はしてあったけど、誰1人として食べる気にはなれなかった。




「どうなってんの!?
何でこんな目に合わなきゃいけないの!?」




ここに来て初めて、彩が叫んだ。


彩だけじゃない。

全員が泣き叫びたいほど、まいっていた。