「もう朝食だっけ?」 「そうだよ。 だから迎えに来たんだっ」 寝てないわりに、寛子は元気そうだった。 それから4人は朝食のため、大広間に行った。 ここへ来れば、嫌でも昨日の出来事を思い出してしまう。 もう他の人は揃っていた。 表情から、寝不足なのは見て取れた。 「何もなかったみたいだね」