「はーい」 「優梨、菜々ちゃん、おはよう! 眠れた?」 菜々が返事をしてドアを開けると、真奈と寛子が立っていた。 「真奈姉、元気だね。 私ら寝てないよ」 「2人共? 実は私らも寝てない。 ずっと起きてたよ」 その言葉に、ここにいる4人全員が苦笑いした。 人が亡くなった中で、まともに寝れる訳がない。