「……その可能性も、否定出来ない」 それを聞いたとたん、みんなの顔が青ざめてしまった。 そう、この旅行は3日間。 まだ1日目だった。 あと2日間、何が起きるか分からない。 これだけの人数がいて、1人で終わる訳がないから。 誰もがそう思った。 これはまだ、始まりにすぎない。 完全に、犯人のゲームの中に入り込んでしまった。