8時になり、全員が集まった所で夕食の時を迎えた。 大広間はさっきとは違い、完全に何かのパーティ会場となっていた。 ここには、シェフなどはおらず、届けられた料理を、美希1人で皿に盛り付けたりしていた。 「菜々? 食べないの?」 皿を持ったまま、料理を取りに行かない菜々。 それを見て、心配そうに優梨が聞いた。