「そういえば、西島くんが気になることを言ってたな。 それについて、優梨や菜々ちゃんに聞くの忘れてたな」 「じゃあ、2人共呼んでこようか?」 「そうだね、お願い」 真奈がお願いして、寛子は部屋を出た。 そして、真っ直ぐ大広間まで行った。 大広間内は、全員静かだった。 誰もがあまり話さなく、俯いていた。 そんな状態だから、空気も淀んでいた。