「きゃあああああ―――っ」 「えっ!?」 全員が一斉に飛び起きた。 急に聞こえた悲鳴に、眠気なんてどこかへ吹き飛んだ。 そして、全員が顔を見合わせる。 「今の、何?」 「悲鳴、だよね?」 「誰かな……?」 「とりあえず、行ってみよう」 そう言って、部屋を出た。