…ガラガラ
「失礼しま『巴朱ーーー!!!』」
ど…どおしたーーー!?!!
「久しぶりーー!!元気だった!?敦はねー巴朱がいなくて寂しかった!!あーー可愛い俺の巴朱♡なでなでしてあげる!なんかもうこの世のものじゃないよね!
…あれ…じゃあどの世のものなんだろう…
なんかわかんないけど大好きーーー!!もうどの世のものでもいいから大好『もうやめてください。うっとおしいんで。』」
「ぶー。酷いよー。」と頬を膨らませる。
もちろん全然可愛くない。
このバカは敦。カッコ良いのが台無しなくらいにバカ。
あたしの兄貴の親友でこの学校の理事長的な人。てか理事長。ほんとにこんなバカが理事長なんて位の高い仕事してていいのかよ。
まあ、何だかんだいっても入学の為に裏でいろいろ頑張ってもらったし感謝はしたいんだけど見ての通り溺愛されてる。
もう愛に溺れるんじゃなくて川か海に溺れてほしいけどね。
「ねぇ敦、あたしのクラスはー?
「Sクラスだよ。ちなみに今日から俺が担任の先生でっす!」
「はぁ?何言ってんのさ。敦は理事長じゃん。」
どうやらあたしは頭がおかしくなってしまったらしい。
「ふっっ 理事長の特権さ☆
利用出来るものはとことんしないといけないってよくいうじゃん。」
…呆れた。
こんなバカでも理事長になれることが驚きだよね。

