なんだ夢かぁ…安心して席に着こうとしたら…

「おっ!湊さん!さすがっ!!じゃあヨロシクね♪」
はい!?なになに?
ヨロシクねってなに?
状況がいまいち理解出来ない…

「何がですか?」
話を聞いていなかった私が悪いんだけど…
もしかして何かに立候補してしまった!?

「えっ!だから、今度の球技大会の選手だよ!最後の1人が決まらなかったんだよ!ありがと、立候補してくれて。」

ちょーい…
あり得ないし…私が球技大会の選手!?
もっと球技が好きな人がやればいいじゃん…

あっ…いないから、余ってたのか…

「すいません…私にはできま…」
「いやぁ―決まってよかった!これで帰れる!」

「あの…やっぱり私にはでき…」
「じゃあ、選手の皆さん頑張って!」

話をきいてよ…
私には無理だよ…それに、なんの競技かまだ分かんないし…

うーんなになに…
湊湊…あった…


バスケっ…


嘘でしょ…