…………。

「わっ!」

ここはどこ?
なんだか知らない部屋に私は、いる
しかも、ベッドに寝てたし…

ん?
女物のものがいっぱい!?

ここは女子の部屋?

っでも、モノクロでシンプル…女の子の部屋にしてみたら、可愛いげがない…

ところで、私は、どうしてここにいるんだ?

思い出せ思い出せ…



はっ!!
そうそう、昨日学校にケータイ忘れてとりにいって…
あ…
嫌なことを思い出してしまった。もう二度とこんな思いしたくない。

昔のあきらくんに戻ってくれたと思ったのに…
やっぱり、おかしいよ。
キスって誰にでもする物じゃないよ。

二度と顔なんか見たくない。あんなキス魔…
見たくないし、合わせる顔がない…

とりあえず、良くわからない部屋から出よう!

私がベッドから起き上がろうとしたとき

ガチャン…

誰かが入ってきた…

私は、とっさに寝たふりをした。


「なの…まだ寝てるか…」
この声は、一ノ瀬…
ここは、今、起きるかそれともまだ寝たふりを続けるか…

とりあえず寝たふりを続けよう。