「ただいま!」 そういうと、奥さんはパタパタと玄関にかけてきて、満面の笑みで雄一を迎えた。 その笑顔がたまらなく可愛い。 上目づかいで更に強調されたくりんとした大きい目が一心に自分を見つめる…。 「それなに?」 由樹は、鞄からはみ出した包み紙をみてわざとらし気に聞いた。 「解って聞いてるよね?…今日は結婚記念日ですから…。」 「うわぁーい♡ありがとう。雄ちゃん大好き。」 プレゼントを渡すと、由樹は抱きついてきた。 リビングからは赤ちゃんの泣き声が聞こえる。 とっても部屋が暖かい。