「じゃあ特別に茉夜ちゃんにだけ教えてあげる。ここはね俺の日向ぼっこ部屋なの。ほらあそこ」 と言って翔護が指差したのはベランダの脇の少し窪んでいるところ 「あそこはねあんまり人に見つかんないし何より晴れてる日は温かくて気持ちいいんだよ。」 『へぇ…じゃああたし行くね。日向ぼっこの邪魔しちゃうし…』 そう言って立ち去ろうとすると翔護があたしの腕を掴んで 「ピアノ引いてよ。」 って言ってきた 『わかったよ。なにがいい?』 「なんでもいい。」