ありのままの、あなたが欲しい。

そして、ふと温もりを感じないことに気付いて横を見る。


──優花さんがいない。


いつの間に帰ったんだろうか。



『ヤッたのか?』


「……。ご想像にお任せ…」


『ヤッたんだな』



……そりゃバレるよな。


俺はまたため息をつきながらベッドを降りる。


すると、乱雑に片付けられたテーブルの上に一枚の紙切れが。



なんだか存在を主張しているように見えるそれを手に取ったと同時に、渡部の低い声が響いた。



『後から聞いたんだけどよ、あの優花って女…

可愛い男ならすぐに手を出す、淫乱オンナだったらしいぜ?』