ありのままの、あなたが欲しい。



♪~♪~♪


……携帯が鳴ってる…。


その着信で目を覚まし、ベッドの横に置いた時計を見ると、もう午前10時。


けだるさの残る身体でむくりと起き上がり携帯を取ると、名前も確認せずに電話に出た。



『ショージ、昨日あれからどうなった?』



ふ~っと煙草の煙を吐いてるだろう音も聞こえる。


怠そうに話すコイツは間違いなく渡部だ。



「どうなったって…」



…どうなったんだっけ?


ぼーっとした頭で昨夜のことを思い起こしてみて、俺はようやく気が付いた。



そうだ、俺は結局あのまま優花さんを抱いてしまったんだった……。