ありのままの、あなたが欲しい。

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そして迎えた、運動会当日。


俺は若干挙動不審になりながら、保育園の入り口に作られた色とりどりの風船が飾られたアーチをくぐっていた。



周りは紅白帽を被った園児達とその家族、保育士さん達でかなり賑やか。


いくら親代わりだとは言え、俺なんかがこんな所にいていいのか!?

…という想いを隠せない。


夏芽さんはそんな俺を見てクスクス笑ってるし…。



「しょうがないでしょ、慣れてないんだから…」


「ふふっ…ゴメン、そうよね。
でもなんか戸惑うショージさんて可愛いなと思って」



こんなことで可愛いとか言われても嬉しくない…。

いや、可愛いと言われること自体嬉しくない!