ありのままの、あなたが欲しい。

「…じゃあ……
よろしくね?新米パパさん」



そう言って照れたように小首を傾げて微笑む彼女が、とてつもなく可愛らしくて胸が高鳴った。


そんな俺の気も知らず、彼女は一人遊びをしていたマナトくんの手をひいて車へと向かっていった。



「“新米パパ”ねぇ……」



マナトくんと手を振り合い、少し速まった心臓の音を確かめながらぽつりと呟く。


自分で“若いお父さん”と言ってしまったことが、今になって恥ずかしく思えてくるけど。


でも、俺は本当にどう思われたっていいんだ。



俺があなたを支えていくから

必要とされる存在でありたいから


遠慮しないで、俺を頼って?