ありのままの、あなたが欲しい。

俺と藤咲さんの驚きの声が重なった。

この小さな天使は何を言い出すんだ…


“ただの隣人”でしかない俺達が一緒に食事するって、どう考えても不自然だろ。



「…マナ、いきなりそんなこと言ったらショージさん困るでしょ?」



俺と同じく困惑気味の藤咲さんがたしなめるように言うと、マナトくんはぷーっと頬を膨らませる。



「だってお母さん前も言ってたじゃん!
『こんなにもらっても二人じゃ食べ切れないよ~』って!」


「………!」



マナトくんの言葉に、藤咲さんが目を見張って口をつぐんだ。


俺も今の発言に違和感を感じて、頭の中で反芻してみる。